CASE6-2 アプリ広告

ディスプレイ広告

ユーザーの利用するアプリ内やウェブサイト上に表示されるバナー広告、インタースティシャル広告がディスプレイ広告の代表的なものです。視覚的に目立つ設計のため、ユーザーの注意を引きやすいことが特徴です。全画面インタースティシャル広告は、アプリやウェブサイトでコンテンツの切り替え時に表示される全画面広告です。ユーザーが次のページに進む前に表示され、視認性が高いのが特徴です。例として、モバイルゲームのレベルクリア後に表示される広告があります。しかし、設計次第ではユーザーアクションの妨げになることも多く、不快感を与えてしまうリスクがあります。

動画広告

短い動画形式の広告で、アプリの世界観や簡易的な利用方法などを解説することに適しています。ストーリーテリングやデモンストレーションを通じてユーザーの興味を引きます。特に6秒から15秒の短尺ビデオが効果的とされていますが、実際に当社で扱っている動画広告でも6秒から15秒の短尺動画のエンゲージメントは、30秒以上の動画エンゲージメントを上回る成果を上げています。

ネイティブ広告

アプリのコンテンツと自然に調和する広告で、広告が表示されるメディアのコンテンツと視覚的に一致する形式の広告です。ユーザーに違和感を与えず、自然に広告情報を伝えることを目的としています。ウェブページの下部やサイドバーに表示される記事や動画のおすすめとして表示されるコンテンツレコメンデーション、eコマースサイトで、商品のリストの中に表示されるプロモーテッドリスト、ニュースサイトやブログで、通常のコンテンツと同じ形式で表示されるスポンサー付き広告記事がネイティブ広告の代表例です。

アイコン広告

アイコン広告は、アプリやウェブサイトのインターフェース内に小さなアプリアイコン形式で表示される広告です。ユーザーの操作や視覚を妨げずに広告情報を提供することが特徴です。例えば、スマートフォンのホーム画面上に表示されるアプリのおすすめアイコンが挙げられます。これにより、ユーザーは自然に広告を目にし、興味を持つ可能性が高まります。

インフィード広告

インフィード広告は、ユーザーがソーシャルメディアやニュースフィードをスクロールしている間に、自然な形で表示される広告です。インフィード広告とは、アプリ内に表示されているコンテンツと同じ型式で表示することのできる広告を指します。通常コンテンツに近いためコンバージョンにつながりやすく、ユーザーの印象や操作性も損ねることなく活用できる広告として、SNSやニュースアプリなどで活用されています。

バナー広告

バナー広告は、ウェブページやアプリの上部、下部、またはサイドバーに表示される長方形の広告です。視覚的に目立ち、クリック率を高めることが目的です。例えば、ニュースサイトのトップに表示される広告バナーは、ユーザーがページを訪れる際に最初に目にするため、高い視認性を持ちます。

オファーウォール広告

オファーウォール広告は、アプリ内で複数の広告オファーを一覧表示する形式の広告です。ユーザーは特定のアクション（例：他のアプリのダウンロードやアンケートの回答）を行うことでアプリ内報酬を得られます。例えば、ゲームアプリ内で表示されるオファーウォールで、他のアプリをインストールするとゲーム内コインがもらえる仕組みです。

リワード広告

ユーザーが広告を視聴することでアプリ内でポイントやチケットやガチャ券などの報酬を得られる形式で、動画の広告を視聴したユーザーに特典を付与することが可能な広告を指します。プレイに即して設計されたリワード広告はユーザーのエンゲージメントを高める効果があります。特典はアプリ内で使用できるアイテムであり、動画視聴の有無はユーザーの判断にゆだねられる仕様がほとんどです。設計次第ではユーザーに悪印象を与えにくい傾向にあります。

AR広告

AR広告は、拡張現実（AR）技術を活用し、現実の環境にデジタルコンテンツを重ね合わせる広告形式です。ユーザーはカメラを通じてインタラクティブな体験を楽しめます。例えば、家具店のアプリで、部屋に家具を配置した様子をリアルタイムでシミュレーションできる広告が挙げられます。これにより、ユーザーは商品の使用イメージを具体的に掴むことができます。