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昆虫の行動を観察してみよう!
身の回りにいる小さな生き物「昆虫」たち。よく見ると、エサを探したり、隠れたり、不思議な動きをしています。この自由研究では、昆虫の行動に注目し、その「なぜ?」を探っていきます。観察を通して、昆虫たちの秘密を発見してみよう!
昆虫は地球上で最も多くの種類が存在する生き物です。庭や公園、身近な場所にいる昆虫をよく観察することで、自然のつながりや命の仕組みに気づくことができます。
また、小さな行動の中に「生きのびる工夫」や「仲間とのコミュニケーション」が隠れていて、とても面白いんです!
自由研究のゴール
- 昆虫の行動パターンに気づくことができる
- 「なぜその行動をするのか?」を考察できる
- 昆虫ごとの違いや特徴を比べられるようになる
- 自分なりの視点で観察ノートをまとめられる
昆虫の行動を観察した例
- アリが道に迷わず列を作って歩くのはなぜ? 地面に「フェロモン」というにおいの道をつけているから!
- セミが土から出てくるタイミングが同じなのはなぜ? 外の気温や土の中の温度を感じて、ぴったりの時期に出てくるんだよ!
- カマキリが葉の上でじっとしているのはなぜ? 獲物が近づくのを待っているから。体の色も葉っぱにそっくりでバレにくい!
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう
- 同じ昆虫を毎日同じ時間に観察してみよう
- 昆虫の動き・場所・食べているものを記録しよう
- 写真やスケッチを使うと、違いや変化がわかりやすい
- 何が「ふつう」で、何が「変わっているのか」を見つけよう
自由研究の進め方
① 昆虫を見つける場所を決めよう(庭、公園、ベランダなど)
② 観察する昆虫を1~2種類選ぼう(アリ、ダンゴムシ、バッタなど)
③ 観察時間を決めて、同じ時間に毎日見てみよう(10分でもOK)
④ 行動を記録しよう(歩く?止まる?エサは? 他の虫は?)
⑤ 結果をグラフや表にまとめて、自分なりの気づきを書こう!
自由研究から発見したアイデア
昆虫たちは小さいけれど、とても賢くて工夫上手。
たとえば、「アリのにおいの道」をまねした交通システムを考えたり、
「カマキリのかくれみの術」から、迷彩柄のアイディアが生まれるかも!?
昆虫の観察は、未来の発明にもつながるヒントがいっぱいです
この自由研究に関連する仕事
- 昆虫学者(こんちゅうがくしゃ) 昆虫の研究をする専門家。新種を発見したり、自然保護に役立てたりします。
- 環境調査員 自然や生き物の状態を調べて、環境を守る仕事。昆虫の数から自然の変化を読み取ることも。
- 科学館の学芸員 子どもたちに自然や生物をわかりやすく伝えるお仕事です。
自由研究のまとめ
昆虫たちの小さな行動の中には、自然の仕組みや命の工夫がいっぱいつまっています。
じっくり観察することで、「なぜ?」「どうして?」と考える力も育ちます。
身近な場所にある大きな発見。
虫たちの世界に、一歩足をふみ入れてみませんか?
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。