身近な環境のCO2排出量を調べてみよう!
二酸化炭素(CO2)は地球温暖化の原因となる気体のひとつです。私たちが毎日使っている電気やガス、自動車などからもCO2は出ています。この自由研究では、自分の家の生活の中でどれだけのCO2が出ているかを調べ、環境について考えるきっかけをつくります。
地球の温度が少しずつ上がっている「地球温暖化」は、世界中で大きな問題になっています。その原因のひとつがCO2をはじめとする温室効果ガスです。ニュースや学校でも「カーボンニュートラル」や「脱炭素(だつたんそ)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。でも、自分の家からどれだけCO2が出ているかを知っている人は少ないはず。この自由研究を通して、身近な生活の中にあるエネルギーの使い方や環境への影響を自分の目で調べてみましょう。知ることが、未来の地球を守る第一歩になります!
自由研究のゴール
- レベル1 CO2がどんなところから出ているか知る
- レベル2 家で使っているエネルギー(電気・ガスなど)からCO2の量を調べてみる
- レベル3 家のCO2排出を減らすアイデアを考えてみる
- レベル4 家族や友達に伝える工夫をしてみる(ポスターやスライドなど)
- レベル5 地域や学校全体での工夫に広げてみる
身近な環境のCO2排出量を調べた例
たとえばある家庭では、1ヶ月の電気使用量が300kWhだったとします。
これをCO2に換算すると、約120kgのCO2が出ていることになります(※1kWhあたり約0.4kgのCO2排出と仮定)。
また、1日10分のお風呂シャワーをガスで使うと、約1.5kgのCO2が出ます。
冷蔵庫やエアコン、テレビなど毎日使う家電からも少しずつCO2は排出されています。
こうした日常の中にある「見えないCO2」に気づくことが、この研究の面白さです。
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう
- 家の中の「エネルギー」を見つけよう!(電気、ガス、水道など)
- 数字を読み解いてCO2に換算しよう!(電気料金明細が役立ちます)
- 調べたデータを表やグラフにしよう!(見える化でわかりやすく)
- 「どうすれば減らせる?」を考えてみよう!(家族と相談も◎)
- 最後は「まとめ」と「自分のアイデア」で発表しよう!
自由研究の進め方
- 家で使っている電気・ガスの「使用量(kWhやm³)」を調べる
- インターネットで「CO2換算方法」を調べて、CO2の量を計算してみよう
- 家の中のエネルギー使用が多い順に並べて、グラフにしてみよう
- 無理のない節約アイデアを考えて、実験的に1週間やってみよう!
- 変化があったら再びCO2量を計算して、ビフォー・アフターをまとめよう
自由研究から発見したアイデア
調べていくうちに、「LED電球に変えたらどうなる?」「冷房の温度を1度上げたら?」など、たくさんのアイデアが出てくるはずです。そこで、自分なりにうちエコ計画を立ててみましょう!
例えば…
- お風呂の残り湯で洗濯する
- 電源タップで待機電力をカット
- 家族で「エコチャレンジカード」を作って楽しむ
アイデアをポスターや新聞にして発信すれば、家族や友達にも広がる研究になります!
この自由研究に関連する仕事
- 環境コンサルタント 企業や自治体に環境対策をアドバイスする仕事
- エネルギーアナリスト エネルギーの使われ方を分析して、改善提案をする人
- サステナビリティ担当 企業で「地球にやさしい取り組み」を考える部署
- 技術者(再生可能エネルギー) 太陽光や風力で電気を作る仕組みをつくる
- 政策立案者(環境省など) 社会全体でCO2を減らす方法を考える人たち
自由研究のまとめ
「CO2ってなんだろう?」という小さな疑問から始まるこの自由研究は、自分の生活と地球の未来をつなげる大切な一歩です。調べて終わるのではなく、自分や家族の行動を変えるチャンスにもなります。地球のことを誰かにまかせるのではなく、「自分ごと」にして考えてみること。それがこの研究のいちばんの魅力です
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。