グランドデザイン計画策定
CASE1-3では、戦略実行プランニングと合わせてブランド作りの全体像やコーポレートの設計図になるグランドデザインについてマーケティング・プランナーやプロジェクトマネージャー、経営層が実施するグランドデザイン計画策定についてポイントを整理します。
マーケティングのグランドデザインとは、商品を売るための大きな計画のことです。例えば、新しいお菓子を学校で売るときに、どうやってみんなに知ってもらうか、どこで売るか、いくらにするかを考えることです。この計画を立てると、みんながそのお菓子を買いたくなるようにする方法がわかります。グランドデザインがあると、商品をうまく売るために必要なすべてのことをしっかり準備できます。
グランドデザイン計画の項目ステップ
ポジショニングマップ策定
目的
ポジショニングマップ策定の目的は、自社の製品やブランドが市場でどのような位置にあるかをはっきりさせることです。これによって、競合他社と何が違うのかを視覚的に理解し、最適なマーケティング戦略を立てることができます。また、市場の違いをよりよく理解し、ターゲットとなる人たちへの効果的なアプローチが可能になります。
ポジショニングマップ策定ステップ
ポジショニングマップは、マーケティング戦略の中で、製品やブランドの位置を視覚的に示すためのツールです。縦軸と横軸に、競合製品の特性(価格や品質、デザインなど)を置き、自社製品と競合製品の違いや市場での立ち位置を確認するのに役立ちます。ポジショニングマップを使うことで、どこが他の製品と異なるのかをはっきりさせ、ターゲット市場での競争に強くなるための戦略を考えることができます。
(1)市場セグメントの特定
市場をセグメントでに分けて、それぞれのニーズを分析します。例えば、30代女性のセグメントで、「ゆったり過ごしたい」「限られた時間を有効に活用したい」という2つのニーズでXY軸を設定します。重要なポジショニング軸(価格、品質、機能など)を決定します。
(2)競合の定義
市場セグメントを共にする競合を定義します。
(3)競合のポジショニング分析
競合他社のポジションを把握し、自社の立ち位置と競合の立ち位置を顧客ニーズから明確化します。
(4)顧客の意思決定要素の定義
顧客がどのような背景から意思決定をするのか、どのような機能や便益に対して意思決定をするのかを明確にします。
(5)自社が選ばれる理由を定義
他社ではなく自社ブランドが選ばれる理由を顧客の視点で定義します。
(6)ポジショニングマップの作成
選定した軸に基づき、自社と競合の位置を視覚化。自社の強みを活かし、差別化戦略を策定します。
まとめ
ポジショニングマップは、自社と競合の違いをわかりやすく示し、戦略的に差別化するために役立つツールです。縦軸と横軸にどんな要素を選ぶかで、市場のさまざまなニーズを反映させることができ、自社の強みを最大限に活かす方法を見つけやすくなります。明確なポジショニングをすることで、ターゲット顧客の心に強く響き、ブランドの価値を高めることができます。
株式会社SHISEILABO