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今回のテーマ
「家族のスマホ使用時間を記録して健康的な使用ルールを提案してみよう」
この研究のテーマは、「家族のデジタル・ウェルビーイング(心身ともに健康な状態)の追求」です。
毎日何気なく触っているスマホやタブレット。家族全員が「いつ」「どのくらい」「何のために」画面を見ているのかを可視化します。そのデータをもとに、ただ「使うな!」と叱るのではなく、家族全員が納得して笑顔で過ごせるための「我が家流・健康ルール」を作り上げることが目的です。
自由研究の目的
現代社会において、スマホは魔法の杖のように便利ですが、使いすぎると体や心に影響を及ぼすことがあります。
- 集中力と睡眠 夜遅くまでの使用は、脳を興奮させ睡眠の質を下げてしまいます。
- コミュニケーション 同じ部屋にいるのに、みんなが画面を見て会話がない…なんてことはありませんか?
- 自己コントロール 自分がどれだけ時間を使っているかを客観的に知ることは、将来どんな仕事に就く上でも必要な「自己管理能力」に直結します。
この研究を通じて、「技術に使われるのではなく、技術を使いこなす力」を養います。
自由研究のゴール
- レベル1 家族のスマホ使用時間を正確に計測し、グラフにまとめる。
- レベル2 使用目的(SNS、動画、仕事、学習など)を分類し、問題点を発見する。
- レベル3 家族会議を開き、科学的根拠に基づいた「新ルール」を導入・検証する。
具体的な事例
例えば、4人家族のAくんの家で調査した結果、こんなことがわかりました。
- お父さん 仕事だと言いつつ、実は夜中にニュースサイトを2時間も見ている。
- お姉ちゃん 勉強中に通知が来るたびにスマホを触り、合計3時間もSNSを使っている。
- 自分 ゲームは1日1時間のはずが、隠れて動画を見てプラス1時間。
Aくんの発見 「みんな、自分が思っているより2倍くらい長くスマホを触っている!」
そこでAくんは、「夜21時以降はスマホをリビングの充電器に置いて、みんなでボードゲームをする」というルールを提案しました。
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう!
- 客観的なデータを使う スマホの設定画面にある「スクリーンタイム」や「デジタルウェルビーイング」の機能を使いましょう。数字は嘘をつきません。
- 「なぜ?」を深掘りする なぜお父さんは夜中にニュースを見るのか?(リラックスしたいから?)理由を知ることで、代わりの方法が見つかります。
- 小さな改善から いきなり「スマホ禁止!」にするのではなく、「食事中は画面を見ない」など、守りやすいことから始めましょう。
自由研究の進め方
- 作戦会議 家族に「自由研究でスマホ時間を調べたい」と協力をお願いする。
- 計測(3日間〜1週間) 家族それぞれの1日の合計使用時間を記録する。
- 計算とグラフ化 1週間の合計や平均を出してみましょう。
- 計算例: 1週間の合計時間÷7 = 1日の平均時間
- 問題の発見 「この時間はもっと運動に使えるかも?」「寝る前は目が疲れるね」と話し合う。
- ルールの作成と実行 新しいルールを決めて、3日間試してみる。
- 結果のまとめ ルールを守れたか、家族の気分はどう変わったかをレポートにする。
自由研究から発見したアイデア
- 「スマホの家(駐車場)」を作る ダンボールでおしゃれなスマホ専用ベッドを作り、寝る時はそこに寝かせる儀式を作る。
- デジタルトーク・チケット 「1時間スマホを我慢したら、家族と10分好きなおしゃべりができる」というチケットを発行する。
- スマホオフ・アドベンチャー 日曜日だけスマホを家に置いて、地図(紙)を持って探検に出かけるイベントを企画する。
この自由研究に関連する仕事
- データサイエンティスト 数字から人々の行動のクセを見つけるスペシャリスト。
- UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナー 人が心地よく使えるアプリや仕組みを作る設計士。
- 心理カウンセラー 人の心の動きを理解し、より良い生活のアドバイスをする仕事。
- 健康経営コンサルタント 会社で働く人が健康に働けるようなルールを提案する仕事。
まとめ
スマホはとても便利な道具ですが、私たちの「時間」という宝物をこっそり奪っていくこともあります。家族みんなでスマホの使い方を記録することは、自分たちの生活を自分たちの手に取り戻す、最高にクリエイティブな実験です。
まずは今日、家族の誰かに「1日何時間スマホ使ってるか知ってる?」と声をかけるところから始めてみましょう!
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。





