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今回のテーマ
「地域のごみ分別ルールを調べて分別効率化アイデアを提案してみよう」
私たちが毎日出すごみ。実は、住んでいる市区町村によって「燃えるごみ」「プラスチック」「資源ごみ」などの分け方や、収集日が大きく異なることを知っていますか?
この研究では、まず自分の住んでいる地域の「ごみ分別ルール」を徹底的に調べます。その上で、実際に家で分別を体験し、「もっとこうすれば楽に分けられるのに!」「これなら間違えない!」といった分別効率化のアイデアを提案する、探究型の自由研究です。
自由研究の目的
- 資源を守るため 正しく分ければ「ごみ」は「資源」に生まれ変わります。分別の精度が上がれば、地球の資源を無駄にせずに済みます。
- 社会の仕組みを知るため ごみ処理には莫大な税金がかかっています。分別の手間を減らすことは、社会全体のコストを減らすことにもつながります。
- 問題解決力を養うため 「ルールだから守る」だけでなく、「どうすれば守りやすくなるか」を考えることで、実生活に役立つ改善の思考(デザイン思考)が身につきます。
自由研究のゴール
- レベル1 自分の地域の分別ルールを完璧に把握し、ノートにまとめる。
- レベル2 他の地域(隣の市や実家がある場所など)と比較して、ルールの違いを発見する。
- レベル3 分別を難しくしている原因を見つけ出し、「誰でも間違えない分別の仕組み」を考案・提案する。
地域別ごみの分別事例
- プラスチックの扱い 「汚れがついたものは燃えるごみ」とする自治体もあれば、「高度な技術で全てリサイクルする」ために細かく分ける自治体もあります。
- 徳島県上勝町の事例 「ゼロ・ウェイスト」を掲げ、ごみを45種類以上に細かく分別しています。
- デザインによる解決 ごみ箱の投入口の形を変えるだけで、自動的に分別を促す仕組み(ペットボトルは丸い穴、雑誌は細長い穴など)が公共の場で活用されています。
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう!
- 「迷う瞬間」を見逃さない 家でごみを捨てる時、一瞬手が止まるのはどのごみですか?その「迷い」こそが改善のヒントです。
- イラストや写真を活用する 文字だけでなく、ごみ袋の色や分別表のイラストを写真に撮ったり模写したりして、視覚的に分かりやすくまとめましょう。
- 現場の声を聞く お家の人に「何が一番面倒か」をインタビューしたり、近所のごみ集積所がどうなっているか(ルールが守られているか)を観察したりしましょう。
自由研究の進め方
- 地域のルールを調べる 市役所のホームページや配布されている「ごみ収集カレンダー」を手に入れます。
- 家の分別状況をチェック 実際に1週間、自分で分別を担当してみます。どこに迷ったか、どこにゴミが溜まりやすいかをメモします。
- 課題を見つける 「ラベルを剥がすのが面倒」「どれがリサイクルできるプラスチックか判別しにくい」などの課題を書き出します。
- 解決策を提案する 課題を解決するための「新しいごみ箱のデザイン」や「分別のためのラベルシール」「スマホで一瞬でわかる判別アプリ」などのアイデアを考え、図解します。
自由研究から発見したアイデア
- 「色分けステッカー作戦」 商品のパッケージに、捨てるべきごみ箱と同じ色のシールを最初から貼っておく仕組み。
- 「AI分別カメラごみ箱」 ごみ箱の上にカメラを置き、かざすと「これはプラスチックだよ!」と教えてくれるデバイス。
- 「ごみ捨てポイントカード」 正しく分別して収集所に出すと、地域のポイントが貯まるゲーミフィケーションの仕組み。
この自由研究に関連する仕事
- 環境コンサルタント 企業や自治体に、ごみを減らすためのアドバイスをする仕事。
- プロダクトデザイナー 使いやすく、かつ捨てやすいパッケージや製品を設計する仕事。
- 都市計画・公務員 地域のインフラを整え、住みやすい街をつくる仕事。
- 環境エンジニア 最新の技術を使って、ごみを資源に再生するシステムを開発する仕事。
まとめ
ごみの分別は、一見地味な作業ですが、実は「地球の未来」と「デザインの知恵」が詰まったとてもクリエイティブなテーマです。
当たり前だと思っているルールに「なぜ?」と問いかけ、自分なりの改善策を考えることで、世界の見え方が変わるはずです。今年の自由研究は、一番身近な「ごみ箱の前」からスタートしてみませんか?
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。





