昆虫の餌の好みを実験してみよう!
虫たちがどんなエサを好きなのかを調べる実験です。ミツバチ、ダンゴムシ、カブトムシなど、身近な昆虫にいくつかのエサを与えて、どれを一番食べるのか観察してみましょう!
昆虫は地球上にたくさんの種類がいて、私たちの生活や自然のバランスに大きく関わっています。どんなエサを好むのかを知ることで、昆虫の習性や生き方が分かってきます。
また、昆虫は野菜や果物の受粉を助けたり、自然界の掃除屋さんになったりと、大切な役割を果たしています。
この自由研究を通じて、ただ「虫が好き!」という気持ちから一歩進んで、「虫ってすごい!」という発見につなげましょう
自由研究のゴール
- レベル1 どんな虫がどのエサを好んだかを記録しよう
- レベル2 エサの種類ごとの人気ランキングを作ろう
- レベル3 なぜそのエサが好きなのか、自分なりに理由を考えてみよう
- レベル4 違う種類の虫を比べてみよう(例 ダンゴムシ vs カブトムシ)
- レベル5 オリジナルのエサを作って実験してみよう!
昆虫の餌の好みを実験した例
ある小学生が行った実験では、ダンゴムシに「キャベツ」「じゃがいも」「紙」「パンくず」を与えてみました。すると、ダンゴムシはキャベツにすぐに集まり、紙には全く興味を持ちませんでした。
また、カブトムシには「バナナ」「すいか」「りんご」「ゼリー」を用意したところ、圧倒的に「昆虫ゼリー」が人気でした!
こうした結果を絵や表にまとめると、見て楽しい自由研究になりますよ
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう
- 同じ虫に複数のエサを一度に与えよう(虫の動きを比べやすいよ)
- 虫の数、エサの大きさや置く位置をできるだけ同じにして、公平な実験にしよう
- 時間ごとに観察して、何分後にどのエサに集まったかを記録しよう
- 結果だけでなく「なぜこうなった?」という自分の考察も大切!
自由研究の進め方
- 観察する虫を決めよう(例:ダンゴムシ、アリ、バッタなど)
- 用意するエサを考えよう(2〜4種類がおすすめ)
- 同じ大きさ・同じ距離にエサを並べ、虫を置く
- 10分〜30分間、どこに集まるかを記録しよう(メモ&写真が◎)
- 表やグラフにまとめて発表してみよう!
自由研究から発見したアイデア
「虫によって好みが違うなら、虫用のレストランを作ったらどうなる?」
エサを並べた小さな「虫のビュッフェ」や「レストランごっこ」をして、いろんな虫たちの食べ方や動きを観察してみよう!
→ 虫目線で考えると、新しいアイデアや視点が見つかるよ
この自由研究に関連する仕事
- 昆虫学者(こんちゅうがくしゃ) 昆虫の体や行動を研究する人たち
- 農業研究者 虫の習性を使って、野菜や果物をうまく育てる研究をしている
- 動物園の飼育員 昆虫館などで、虫たちの健康やエサを管理している
- 生物教師 学校で生き物の仕組みや観察方法を教える先生
自由研究のまとめ
昆虫がどんなエサを好むのかを観察することで、私たちが知らなかった虫たちの「好き」が見えてきました。自由研究は、ただ虫を眺めるだけでなく、自分の工夫や発見を形にする楽しい時間です。
身近な自然の中で、虫の世界をのぞいてみると、新しい驚きがいっぱい待っていますよ
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。