自由研究630|地域の自転車シェアリング利用状況を調べて普及策を考えよう

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今回のテーマ

    「地域の自転車シェアリング利用状況を調べて普及策を考えてみよう」

    「自転車シェアリング(シェアサイクル)」とは、街中のあちこちにある「ポート」と呼ばれる専用の駐輪場から、いつでも自由に自転車を借りて、好きなポートに返せるサービスのことです。

    最近、街中で赤い自転車や、特定のロゴが入った電動アシスト自転車を見かけることが増えていませんか?この研究では、自分の住んでいる街や隣の街で、このサービスがどのように使われているのかを観察・分析し、「もっと便利にするにはどうすればいいか?」という自分なりのアイデア(普及策)を提案します。

    自由研究の目的

    どうして地域の自転車シェアリング利用状況を調べて普及策を考えてみの?

    • 社会の課題が見える 自転車シェアリングが普及すると、車の渋滞が減り、二酸化炭素(CO2)の排出も抑えられます。環境問題や交通問題について、自分事として考えるきっかけになります。
    • データの読み解き力が身につく 「どの時間帯に自転車がないのか」「どこにポートが多いのか」を調べることで、数字や事実から裏付けをとる力が養われます。
    • 「街づくり」の視点が持てる 普段何気なく歩いている道も、「ここにポートがあれば便利なのに」という視点で見ることで、未来の街をデザインする楽しさを実感できます。

    自由研究のゴール

    この研究を通じて、以下のような力を身につけることが目標です

    • レベル1 自分の街のポートの場所を地図にまとめ、どんな人が利用しているか(買い物客、サラリーマンなど)を観察してまとめる。
    • レベル2 時間帯や天気によって、自転車の台数がどう変化するかをアプリや実地調査で調べ、利用の「偏り(かたより)」を発見する。
    • レベル3 利用を妨げている原因(坂道が多い、ポートが分かりにくいなど)を特定し、それを解決するための「新しい普及策」を具体的に提案する。

    過去の調査事例

        • 事例A 駅前のポート不足問題
          朝の8時になると駅前のポートが満車で返却できず、逆に住宅街のポートは自転車がゼロになることを発見。→「空いているポートへ返すとポイントがもらえる仕組み」を提案。
        • 事例B 観光地での利用状況
          観光客がスマホの操作に慣れず、借りるのを諦めている場面に遭遇。→「誰でも直感的に分かる多言語マニュアル」を作成し、看板として設置することを提案。
        • 事例C 坂道の多いエリア
          坂の下には自転車が溜まるのに、坂の上には自転車がなくなる傾向を発見。→「電動自転車のバッテリー切れを防ぐためのソーラー充電ポート」を考案。

            研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう!

            1. アプリで事前調査 各サービスの公式アプリを見ると、リアルタイムで「どこに何台あるか」が分かります。これを利用して、1日の中での台数変化を記録しましょう。
            2. 現場でのインタビュー もし可能であれば、ポートで自転車を借りようとしている人に「なぜこれを使っているのか」「不便なことはないか」を短く聞いてみると、生の声が集まります。
            3. 地図に落とし込む 調査結果を白地図に書き込むと、ポートが集中している場所や、ぽっかり空いている場所が一目で分かるようになります。

              自由研究の進め方

              1. 調査エリアを決める 自分の家の近くや、よく行く駅周辺など、範囲を決めます。
              2. 仮説を立てる 「坂の上には自転車が少ないのではないか?」「土日は公園の近くでよく使われているのではないか?」と予想します。
              3. データを取る
                • アプリを使って、朝・昼・晩の各ポートの残台数を3日間ほど記録する。
                • 実際にポートに行き、自転車の汚れ具合やカゴの荷物の有無、利用者の層をメモする。
              4. 課題を見つける 調査データから、「使いにくい点」や「もっと良くできそうな点」を探します。
              5. 解決策を考える 自由な発想で、どうすればもっとみんなが使いたくなるかを考えます。
              6. レポートにまとめる 写真や図、自作の地図を使って、見やすくまとめます。

              自由研究から発見したアイデア

              • 「健康増進ポイント」 1km走るごとに地域のスーパーで使えるクーポンがもらえる仕組み。
              • 「子ども専用シェアサイクル」 親子でサイクリングを楽しめるよう、子ども用の自転車もポートに置く。
              • 「シェアサイクル・デリバリー」 地域の商店街の商品を、シェアサイクルを使って安く届ける仕組み。

              この自由研究に関連する仕事

              • 都市計画家(アーバンプランナー) 道路や公園の配置を考え、住みやすい街をデザインする仕事。
              • データサイエンティスト 膨大な利用データから、次にどこにポートを作るべきかを予測する仕事。
              • サービスデザイナー アプリの使いやすさや、新しい移動サービスそのものを企画する仕事。
              • 環境コンサルタント どうすれば二酸化炭素を減らしてエコな社会を作れるか、企業や政府にアドバイスする仕事。

              まとめ

              自転車シェアリングは、単なる便利な乗り物ではなく、私たちの街をより良く、より楽しくするための「鍵」です。

              スマホ1つで始められる手軽な調査ですが、そこから見えてくるのは、交通、環境、そして人々の生活そのものです。「なぜ?」「もっとこうしたい!」というあなたの気づきが、未来の街を変える第一歩になるかもしれません。今年の夏は、相棒(自転車)と一緒に街の秘密を解き明かしてみませんか?

                     

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