自由研究384|自家製ロボットを作ってみる「自家製ロボットを作って動かそう!簡単な工作実験」

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自家製ロボットを作ってみよう!

身近な材料と簡単な電子部品を使って、自分だけのロボットを組み立て、プログラムで動かす工作実験です。歯ブラシモーターや紙筒、乾電池などでシンプルなロボットを作り、動きや仕組みを学びましょう。

どうして自家製ロボットを作ってみるの?

  • 物理原理の理解 モーターや歯車の回転、重心や摩擦といった力学が目で見て理解できる。
  • プログラミング思考 動かすための手順を組み立て、命令を書くことで論理的思考が育つ。
  • 創造力の養成「こんな形にしたい」「こんな動きをさせたい」というアイデアを形にする楽しさを体験。

自由研究のゴール

この研究を通じて、以下のような力を身につけることが目標です

  • レベル1 走るだけロボ
    歯ブラシモーター+車輪で前進・後退。
  • レベル2 障害物よけロボ
    簡易センサー(光や触覚)で壁をよける制御を追加。
  • レベル3 リモコン操作ロボ
    赤外線やBluetoothモジュールで遠隔操作できる仕組みを導入。

自家製ロボットを作った例

  • ペット型ブラシロボ 歯ブラシヘッドを毛に見立て、小さな紙製ペット型ボディを作成。前進すると「毛がブラッシング」されるギミック付き。
  • お掃除ロボもどき スポンジを底に貼り付け、小さな掃除機のように床を拭きながら前後運動。モーターの傾きで方向転換を学べる。
  • 光追尾ロボ 光センサーを搭載し、懐中電灯の光を追いかけるミニロボを自作。センサーの配線とプログラムの組み合わせで動きを調整。

    研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう!

    • 材料選び 軽くて丈夫、接着しやすいものを中心に。紙、プラスチック板、木製スティックなど。
    • モーター・電源 歯ブラシモーターや小型DCモーター、単三/単四乾電池やUSBモバイルバッテリー。
    • 制御回路 スイッチだけでOKな場合から、Arduinoやマイクロビットを使ったプログラミング制御まで段階的に。
    • 実験と記録 なぜ動くのか、なぜ動かないのか仮説を立て、条件を変えて動作比較することが学びを深めるコツ。

    自由研究の進め方

    1. 目的設定 「何を動かすか」「どんな動きをさせたいか」を決める。
    2. 設計図作成 サイズや部品配置、配線図を紙に描いて具体化。
    3. 材料調達 100円ショップや電子部品店で必要な部品をそろえる。
    4. 組み立て 接着や結束、はんだ付けなどでフレームとモーターを固定。
    5. 配線・制御 配線図に従って電源とモーター、センサーをつなぎ、プログラムを作成。
    6. 動作テスト 床や光源など条件を変えて実験し、動きを調整。
    7. まとめ・考察 どの条件でうまく動いたか、改良点は何かをレポートにまとめる。

    自由研究から発見したアイデア

      • 自動給餌機のプロトタイプ ペット用に一定時間ごとにエサを出す仕組みとして、回転式ホッパーを応用。
      • バランス走行ロボット 二輪で倒れずに進む自動制御を学ぶため、ジャイロセンサーを搭載。
      • ゴミ分別ロボ カラーセンサーでゴミの色を判別し、仕分けボックスへ誘導するミニ実験。

      この自由研究に関連する仕事

      • ロボットエンジニア 産業用ロボットやサービスロボットの開発設計を行う職業。
      • メカトロニクス技術者 機械・電気・制御を融合したシステムを設計する専門家。
      • 組み込みソフトウェア開発者 マイコンやセンサーを動かすプログラムを書き、ハードと連携させるお仕事。
      • プロダクトデザイナー 使いやすく、魅力的な外観や構造を設計するクリエイティブ職。

      自由研究のまとめ

      自家製ロボットの工作実験は、「手を動かし」「頭で考え」「失敗から学ぶ」の3つが繰り返される絶好の学び場です。材料の選び方から回路設計、プログラミング、そしてアイデアの発展まで、子どもたちの好奇心を刺激し、問題解決力や創造力を大きく育みます。ぜひ身近な材料で一歩ずつ挑戦し、あなただけのロボットを動かす楽しさを体験してみてください!

       

      関連書籍

       

      身近な仕事について考えてみよう!

      • 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
      • テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
      • 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。

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