世界の仕事454|地上からロボットを操り、深海の熱水鉱床から資源を回収する!深海資源採掘・遠隔オペレーター

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地上からロボットを操り、深海の熱水鉱床から資源を回収する!深海資源採掘・遠隔オペレーター

深海に眠る金や銅などの資源を、地上や船上からロボットを操って採取する「深海資源採掘・遠隔オペレーター」。光も届かない水深数千メートルの過酷な環境に、最新のテクノロジーで挑む仕事です。地球の未来を支える重要なエネルギー資源を確保する、現代の「海底冒険家」とも言える、エキサイティングな職業です。

この仕事の最大の魅力は、人類がまだ誰も見たことのない「地球最後のフロンティア」の最前線に立てることです。深海には、スマホや電気自動車に欠かせないレアメタルが豊富に眠っています。自分の操作するロボットが、暗闇の中からキラリと光る鉱石を見つけ出した瞬間の興奮は、他では味わえません。また、環境を守りながら資源を手に入れるという、地球規模の課題を解決するヒーローのような役割も果たせます。高度な操縦スキルを磨けば、世界中の海を舞台に活躍するトップエンジニアとして、大きな誇りとやりがいを感じることができるでしょう。

深海資源採掘・遠隔オペレーターの仕事とは?

遠隔オペレーターは、主に「ROV(遠隔操作無人探査機)」と呼ばれる高性能ロボットを操ります。

  • 精密な操縦 ゲームのコントローラーのようなデバイスを使い、水圧でロボットが壊れないよう慎重に移動させます。
  • サンプリング ロボットの「マニピュレーター(腕)」を使って、熱水が噴き出す「チムニー」と呼ばれる煙突のような岩石を正確に切り取ります。
  • メンテナンス ロボットは深海の強い圧力(水深 $2,000m$ では約 $200$ 気圧!)にさらされます。不具合が起きないよう、メカニックとしての知識も使って整備します。
  • チーム連携 科学者や船の航海士と協力して、どこに資源があるか、どうすれば安全に運べるかを話し合います。

        深海資源採掘・遠隔オペレーターの魅力!

        1. 世界を救う「鍵」を握る
          私たちの生活に欠かせないレアメタルを確保することで、クリーンエネルギー社会の実現に直接貢献できます。
        2. 最新テクノロジーを使いこなす
          VR(仮想現実)やAI(人工知能)を搭載した、世界最先端のロボットを自分の手で動かすことができます。
        3. 驚きの報酬(年収)
          高度な技術が必要なため、世界のトップクラスのオペレーターは年収1,000万円〜2,000万円を超えることも珍しくありません。若くして自立できる「稼げる仕事」の一つです。
        4. 毎日が「新発見」
          深海にはまだ見ぬ生き物や不思議な現象がいっぱい。仕事中に世紀の大発見に立ち会えるかもしれません。
        5. グローバルな活躍
          オーストラリア、ノルウェー、日本など、世界中の海が君の仕事場になります。英語を使えば、世界中のプロと友達になれます。

        深海資源採掘・遠隔オペレーターになるには?

        1. 「海」と「機械」に興味を持とう!
          君は、プラモデル作りやラジコンを動かすのが好きかな?それとも、海の生き物を調べるのが好き?
        2. 理科と算数(数学)を仲良くなろう!
          深海の圧力や電気の仕組みを知るには、理科の知識がとっても役立つよ。
        3. プログラミングやゲームに挑戦しよう!
          画面の中のものを思い通りに動かす練習はできているかな?
        4. 専門の学校や大学で学ぼう!
          海洋工学やロボット工学を学べる場所を探してみよう。
        5. ROVの操縦ライセンスを取得しよう!
          専用の訓練施設で、本物のロボットを動かす資格を取れば、君もプロの仲間入りだ!

        この分野で有名なプロフェッショナル

        ロバート・バラード博士

        深海探査の歴史において最も有名な一人が、ロバート・バラード博士です。彼は沈没したタイタニック号を発見したことで知られていますが、実は「遠隔操作ロボット(ROV)」を使って深海を調査する手法を確立した先駆者でもあります。

        バラード博士は、人間が潜水艦に乗って潜るよりも、ロボットにカメラを付けて地上から操縦する「テレプレゼンス(遠隔臨場感)」の方が、より安全に、より広く海を調査できると考えました。彼の情熱があったからこそ、今の深海資源採掘の技術があるのです。「失敗を恐れずに新しい道具を作る」という彼の姿勢は、未来のオペレーターを目指す君たちにとって大きな道しるべになるはずです。

        マーケィングの観点から見ると?

        今、世界中でガソリンを使わない「電気自動車(EV)」へのシフトが進んでいますが、その電池を作るための材料が足りなくなっています。陸上の資源を掘り尽くすのではなく、地球の表面の70%を占める海に目を向けることは、地球全体の持続可能性(サステナビリティ)のために不可欠です。

        この仕事は、単に資源を獲るだけではありません。「海の生態系を傷つけないように、いかにスマートに作業するか」という環境保護のリーダーとしての役割も期待されています。日本の高い技術力を活かして、世界の海をきれいに保ちながら資源を分かち合う仕組みを作る。そんなグローバルな平和への貢献ができる素晴らしい仕事です。

        自由研究の例

        深海資源採掘・遠隔オペレーターの仕事をもっと知りたいあなたに、こんな自由研究はいかが?

            1. 【ターゲットを決めよう】 君が一番欲しい資源は何かな?(金?銅?それとも電池の材料になるコバルト?)その資源がどこに眠っているか調べてみよう。
            2. 【最強のロボットをデザインしよう】 深海の強い圧力に耐えて、重い石を運ぶにはどんな形がいいかな?図に描いてみよう。
            3. 【環境を守る作戦を考えよう】 海底の泥を巻き上げると、そこに住む生き物が困るかもしれない。どうすれば優しく採取できるかな?
            4. 【発表しよう】 調べたことを「探査ミッション報告書」としてまとめてみよう。

              まとめ

              「深海資源採掘・遠隔オペレーター」は、テクノロジーの力で地球の未来を切り拓く、非常にやりがいのある仕事です。君が今持っている「ゲームが好き」「ロボットが好き」「海にワクワクする」という気持ちは、将来、地球を救う大きな力に変わるかもしれません。

              暗く深い海の底には、君の手で引き上げられるのを待っている「未来の宝物」がたくさん眠っています。空庭と一緒に、その第一歩を踏み出してみませんか?

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              身近な仕事について考えてみよう!

              • 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
              • テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
              • 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。

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