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今回のテーマ
「日本と他国のごみ処理方法を比較して地球に優しい方法を考えてみよう」
私たちが生活する中で必ず出てしまう「ごみ」。日本では当たり前のように「燃やす」ことが多いですが、実は世界を見渡すとその処理方法は国ごとに驚くほど違います。
この研究では、日本と世界の国々の「ごみ処理の仕組み」を比較し、どの方法がもっとも地球に優しいのか、そして私たちに何ができるのかを深く掘り下げていきます。ただの調べ学習に終わらせず、これからの時代の「ごみとの付き合い方」をデザインするテーマです。
自由研究の目的
- 資源の限界 地球の資源は無限ではありません。捨てれば「ごみ」ですが、活かせば「資源」になります。
- 地球温暖化への影響 ごみを燃やすときに出るCO2や、埋め立て地から出るメタンガスは、地球温暖化の原因の一つです。
- プラスチック問題 適切に処理されなかったごみが海に流れ出し、生き物たちに悪影響を与えています。
世界各国の知恵を知ることで、日本が抱える課題や、私たちが明日から変えられる行動が見えてくるからです。
自由研究のゴール
- 初級 日本と他国の処理方法の違いを正しく理解する。
- 中級 それぞれの方法の「メリット(良い点)」と「デメリット(課題)」を分析する。
- 上級 地域の特性に合わせた、未来の「地球に優しいごみ処理システム」を自分なりに提案する。
単に知識を蓄えるだけでなく、「自分ならどう解決するか」というクリエイティブな視点を持つことがゴールです。
具体的な事例
- 日本 焼却技術のスペシャリスト
日本は国土が狭いため、埋め立てを減らすために「焼却(燃やす)」技術が非常に発達しています。最新の工場では、燃やした熱で電気を作る「サーマルリサイクル」が行われています。 - ドイツ リサイクル先進国
「ごみを出さない」仕組みが徹底されています。例えば、飲み物のボトルを返却するとお金が戻ってくる「デポジット制度」が生活に深く根付いています。 - スウェーデン ごみを輸入する国
ごみを燃やして発電する効率が良すぎるため、自分の国のごみだけでは足りず、他国からごみを買い取ってエネルギーに変えています。 - アメリカ(サンフランシスコ) 堆肥化(コンポスト)の義務化
レストランや家庭から出る生ごみを、農作物の肥料として再利用する仕組みを街全体で作っています。
研究を進めるうえで、以下のポイントに注目しよう!
- 「最終処分率」に注目しよう 出されたごみのうち、どれくらいがリサイクルされ、どれくらいが埋め立てられているのか、数字で比較してみましょう。
- 「エネルギー回収」を調べよう ごみを処理する際、どれだけエネルギー(電気や熱)として再利用できているかを確認します。
- 「国民の意識」を考えよう 便利な仕組みがあるだけでなく、そこに住む人がどう協力しているか(分別ルールなど)も重要なポイントです。
自由研究の進め方
- 調べる国を決める 日本と、あと2カ国くらい(ヨーロッパの国やアメリカ、アジアの国など)を選びます。
- データを集める 図書館の本やインターネットの統計資料(環境省のHPなど)を使って、ごみの量やリサイクル率を調べます。
- 図解してみる ごみが家を出てから、最終的にどうなるのかをフローチャート(図)に書き出してみましょう。
- 考察する 「なぜその国はその方法を選んでいるのか?」を考えます(土地の広さ、技術、法律など)。
- 結論を出す 日本がもっと地球に優しくなるために、他国のどの部分を取り入れるべきか自分の意見を書きます。
自由研究から発見したアイデア
調査を進めると、こんな新しいアイデアが浮かんでくるかもしれません。
- 「ごみが見える化するゴミ箱」 捨てたごみの量に合わせて、その場で「節約できたCO2量」が表示されるアプリ付きゴミ箱。
- 「地域通貨と連携したリサイクル」 正しく分別すると、地元の商店街で使えるポイントが貯まる仕組み。
- 「学校コンポスト」 給食の残りを学校の花壇の肥料に変え、そこで育てた野菜をまた給食で使うサイクル。
こうした「今の社会に足りないもの」を付け加えることが、自由研究の醍醐味です。
この自由研究に関連する仕事
- 環境コンサルタント 企業や自治体に、環境に優しい経営や街づくりのアドバイスをします。
- プラントエンジニア 最新のごみ焼却施設やリサイクル工場を設計・建設します。
- 都市計画家 ごみ収集の効率化や、資源が循環するスマートシティを計画します。
- サステナビリティ・マネージャー 企業の中で、ごみ削減や環境保護の責任者として働きます。
まとめ
日本と世界の「ごみ処理方法」を比較することは、私たちの未来の暮らし方を考えることそのものです。
「燃やすのが当たり前」だと思っていた日本の常識が、世界から見ると驚きだったり、逆に日本の高い技術が世界を救う鍵だったりすることに気づくはずです。この記事をヒントに、ぜひあなただけの「地球を救うごみ処理プラン」を作り上げてみてください!
関連書籍
身近な仕事について考えてみよう!
- 仕事のことを通じて学んだこと、楽しかったこと、難しかったことを書いてみましょう。
- テーマについての新しい発見や、自分が感じたことをまとめます。
- 今後、さらに調べてみたいことや、他の人に教えたいことがあれば、それも書いてみましょう。





